クラクフ カフェ | たまねぎのキッシュ
ここ4日間ほど、スーパーへの買い物以外は特に外出もせず家で過ごしていた私ですが、久々に垣間見えた暖かい日光に誘われて、家から3ブロックほど離れた先にあるカフェへ行ってきました。
夫の同僚がここのキッシュとブラウニーが美味しいんだと教えてくれたカフェで、私もすっかりお気に入りのお店です。
いつも持ち帰りで注文していたので、今日はコーヒーでも頼んでゆっくり店の中で食べるぞ、と意気込んでいたのですが、カウンターのみの店内はすでに満席。仕方なく今日も家に持って帰ることにしました。
今日は玉ねぎのキッシュだったんですが、以前食べたものはブロッコリー、ほうれん草でした。日替わりなんでしょうか。ちなみに1切れ9ズロチ(約270円)。ほんのりカレー味で美味しかったです。
カフェの帰り道、今日の晩ごはんは親子丼にしようと思って、鶏肉を買いにスーパーに寄りました。
ポーランドのスーパーには、日本のようにパック販売されているお肉がありません。精肉コーナーの店員さんに欲しい肉の種類と量を伝えて購入する必要があります。
私はこの作業がとてつもなく億劫かつ不得意なのですが、その理由は精肉コーナーで英語が通じた試しがないから。でもよく考えたら、日本の精肉店のおっちゃんに英語で注文したら通じるか、と言われればたいていの場合無理だと思うので、ここポーランドでもそれは同じですよね。分かっているんです。勉強不足なのは他でもない私です。でも、困るもんは困る。
グーグル翻訳様に「鳥もも肉」と入力し、ポーランド語で表示。あらゆる肉が並べられたショーウィンドウ越しに店員にそれを見せると、「チキン?チキン?」と連呼され、「イエス、イエス」と首を縦に振りまくる私。つるっとしたピンク色の生肉や手羽元などを指差し、「これもチキン、あれもチキン、それもチキンよ」とジェスチャーをする店員。
ちゃうねん、それがチキンなのは分かってるねん。その中のもも肉が欲しいねん・・・。
ポーランド語VS英語の不毛な戦いはあっけなく終了。店員さんより先に心のHPをすっかり消耗した私は、ショーウィンドウの中で一番もも肉っぽい見た目のものを選択し、100グラムだけ欲しかったのにカットは出来ないと言われ、渋々200グラムを購入し、スーパーを後にしました。
こちらに来てから、自炊するときは毎回どこの部位かわからない肉ばかり食べています。
親子丼、上手に作れますように。