ポルスカぐらし

ポーランドを好きになるための記録

調味料問題との戦い

 

日本からポーランドへの渡航の際、大量の調味料や食品をスーツケースに詰め込んだ私たち。事前に調べていなかったのが仇となり、予想以上に手荷物の超過料金が高く、泣く泣く空港でたくさんの荷物を手放したのが、つい3ヶ月前の出来事。

 

ポーランドにはアジア系の輸入食品店が何店舗かあって、日本の調味料やインスタントラーメン、お米、お菓子などを買うことができます。

でもさすがは輸入品。値段は日本の3倍以上することもざらで、特に困ったのは酒類に当たるみりんでした。国際輸入の際、酒類は他の商品と異なった税率が適用されるので、ことさら高価になるのだとか。

 

自炊の際は洋食の割合を高めに、和食のときも酒類の調味料を省いても問題なさそうなメニューを選ぶ、などなど。ごまかしつつ今までやり過ごして来たのですが、やっぱりあるとないでは料理の出来栄えとレパートリーが全然違う!

かと言って、高価な調味料を毎回買い続けるのは家計に響く・・・。

 

 

というわけで見つけました、みりんの代用法。

 

こちらのサイトで紹介されている通り、白ワイン100mlに対し、はちみつを大さじ2加えて混ぜるだけ。

口当たりがすっきりとしたワインを選ぶのがポイントだそうですが、私はお酒にとっても疎いので、夫の同僚(かなりのお酒好きなオランダ人)と一緒にスーパーへ行ったときに見繕ってもらいました。

 

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フランス産の白ワイン。カルフールで購入し、20ズロチ(約600円)くらいだったと思います。もっと安価なものもありますが、これは純粋な料理用ワインではないので、そのまま飲んでもオッケーなのが良いところ。写真手前の小瓶は、実際に作ってみた代用のみりんです。

 

 

使った感想としては、ちゃんとアルコールを飛ばさないとワインの風味がかなり残るなぁという印象。なので必ず一煮立ちさせた方が良さそうです。

本物のみりんとはやっぱり違いますが、これのお陰で料理のレパートリーが増えました。みりんだけでなく、料理酒の代わりに白ワインをそのまま使ったりもしています。

 

 

 

次日本に帰ったときは(超過料金に気をつけて、)いっぱい調味料持って帰ってくるぞー!