ポルスカぐらし

ポーランドを好きになるための記録

イントロダクション

 

昨年、結婚を機にわたしは3年間勤めていた会社を退職しました。理由は夫の仕事の都合で、海外移住が決定した為でした。

せめて英語圏がいい。なんでポーランド?などとわたしは暫くグズグズ言っていましたが、デザイン関係の仕事をしている夫にとって、今回の採用はとても魅力的なもので、わたしの一存では避けられない選択肢だったように思います。

 

行くと決まれば、いつまでも後ろ向きな態度ではいられない。

 

これを人生の夏休みと捉えるか、将来へのステップアップと捉えるか。意識低い系のわたしにとっては正直どちらでも構わないのですが、せっかくの機会だからとりあえず楽しまなければ勿体ない。たったそれだけの理屈で覚悟を決め、日本の友人たちとは今生の別れかと思うくらい大げさなサヨナラをし、あっという間に出国日を迎えました。

 

 

そして2019年1月11日、ポーランド第二の都市であるクラクフに到着。

 

まずは1ヶ月間、会社の用意してくれたアパートメントで暮らし、今後住む部屋はその間に自分たちで探します。

会社のアパートは、キッチンに換気扇がないことと、掃除機をかけると強烈な大型犬の臭いがすること以外は概ね良好。

 

引越しを控えているのでまだあまり日用品を増やすことは出来ませんが、部屋に備え付けられている物や日本から持参した物で何とかやりくりしています。

大きなスーツケースは床に開きっぱなし。トイレットペーパーを歯ブラシ立て代わりに、備え付けのタオルをバスマットに。小鍋で湯を沸かし、小さすぎる冷蔵庫に入りきらなかった麦茶は、連日氷点下を記録する外気にさらすためベランダに置き去りにしてみたり。

 

アパートから20分ほど歩けばクラクフの旧市街地。これぞヨーロッパ!という街並みで、晴れの日は散歩が捗ります。建造物にスプレーで落書きされているのをちらほら見かけて最初は不安になりましたが、治安が悪いと感じる出来事も今のところ特にありません。夫がワルシャワ出張の際にタクシーにぼったくられたくらい。

ちなみに日本人はおろか、アジア人を街中で見かけることは殆どなく、特に小さな店舗では英語が通じないこともよくあるため、ポーランド語習得の必要性をひしひしと感じています。夫の会社でポーランド語の講座を来月から受講できるそうで、わたしも一緒に参加する予定。英語もままならないのに、果たしてわたしは授業についていけるのでしょうか。

 

市内数カ所で外食しましたが、今のところどの料理も口に合うのでひとまず安心。やはりパンやパスタが毎日続くと白米が恋しくなりますが、アジア系の輸入食品店で炊飯器と日本米も手に入れることができました。

 

 

とりあえず・・・何とかなりそう!

 

クラクフに約10日間滞在してからの、率直な感想です。

 

 

 

以上、近況報告も含めてはじめての投稿でした。

おやすみなさい。