クラクフ ポーランド食器 | がらくた市とあこがれの食器
クラクフの南にある、旧ユダヤ人街であるカジミエシュ地区。
今日のお目当ては、毎週土曜日にこのカジミエシュ地区のPlac Nowyという通りで行われているアンティーク市です。
ワッペン、ブローチ、旧紙幣や硬貨、くすんだ銀のカトラリー、古い指輪、古本に置物に、電池の切れた腕時計。
コレクターや骨董好きの人にとってはもしかすると価値あるものなのかもしれませんが、ありのままを言うと、わたしたちにとってはガラクタ。早起きして期待に膨らませた胸をしゅんと枯らして、早々に引き上げました。
出店数はおおよそ20店弱くらいで少し閑散としていたので、夏場に来るとまた違った雰囲気なのかもしれません。
カジミエシュ地区にはお洒落なカフェや古着屋、雑貨屋などが多く建ち並んでおり、大阪でいうと中崎町に近いイメージでしょうか。まだまだ開拓のしがいがありそうです。
帰り道に偶然立ち寄ったポーランド食器店がべらぼうに可愛かったのでご紹介。
カップにボウルから大皿まで。あまりの可愛さに半狂乱で写真を撮りまくりました。
女性の親切な店主が、英語で丁寧に商品の説明をしてくださいました。同じ形の食器でも、柄が複雑になればなるほど高価になるとのこと。手作業で絵付けされているポーランド食器ならではの価格設定です。ちなみに電子レンジ・食洗機OK。
興奮気味でどんぶり型の食器を迷わず2点即購入。
どちらも41ズロチ(2019年1月現在:1ズロチ=約30円前後)だったので、1点あたり約1200円くらい。正規品を日本の通販で買うと4000円はくだらないようなので、ポーランドに来たら是非お土産に買って帰ってほしい逸品です。もしかして日本で転売したらめっちゃ儲かるのでは・・・?
今日購入したものは、Zakłady Ceramiczne "BOLESŁAWIEC"(ザクワディ・ツェラミチネ・ボレスワヴィエツ)という製造元の商品。正規品には食器の底に製造元のマークのスタンプが押されているので、非正規品、詰まるところの偽物を摑まされないためにチェックするポイントになります。
この調子で際限なく食器集めてしまいそうになっています。ポーランド食器とは、可愛さと実用性の両立。次に狙うはグラタン皿です。