ポルスカぐらし

ポーランドを好きになるための記録

寒さが頬をさす

 

今日は家から20分ほど歩いて、クラクフ旧市街の中心まで1人で行ってみました。

どこかで軽食をとりたかったのですが、英語の通じない飲食店に当たってしまうと心なしかストレスを感じるので、とりあえず観光地まで出てみようと思ったからです。


 

出来心で散歩し始めたはいいものの、今日の気温は昼間でもマイナス6度前後。関西出身のわたしは言わずもがな寒さには慣れておらず、写真を撮ろうとポケットから手を出そうものなら、数秒で凍りつきそうになり痛みすら感じる始末。

おしりまですっぽり覆ってくれるダウンジャケットに、大判のマフラーで顔の半分を守って、ズボンの下はヒートテック仕様のレギンス、ムートンブーツを履き、さらに耳あてまでして防寒対策は万全のはずなのですが。文字通りの「凍てつく寒さ」を全身で感じます。

 

今日はみんなに見てもらうためにいっぱい写真を撮るぞ、と意気込んで家を出ましたが、しかめっ面の早足で歩くので精一杯でした。

 

 

道中でかろうじて撮影した写真は、近所の川沿いの公園から見えるヴァヴェル城。霧で霞んで見えて幻のようでした。時折このヴァヴェル城から鐘の音が聞こえてくるので、異国情緒を感じられます。

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あまりの寒さだったので、散歩もそこそこに適当なカフェに入り、暖をとりつつぼんやり過ごすこと約2時間。冬場は日が暮れるのが早いようで、16時から17時のあいだに外は真っ暗になっていました。

 

こちらでは1月に入ってもクリスマスの装飾が残っているようで、中央広場の時計台の前にある大きなツリーやイルミネーションが煌々と街を彩っています。この時計台の上にも登れるそうなので、寒さがもう少し穏やかになったら行ってみようと思います。

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明日は朝から部屋の内見です。今日中央広場の本屋さんで買った可愛いカレンダーを、はやく部屋に飾りたくてたまりません。たったの数百円ぽっちですが、生活を彩るものにお金を使うって幸せですね。